いや、それは ちょっと・・違うと思うのです。

「痛風発作のときに、コルヒチンを飲んだら、
痛風の発作が余計、酷くなった」

コルヒチンというのは、薬の名称で、
痛風発作が起こりそうな直前(痛風の予兆のとき、など)に
1錠、服用すると、あら、不思議。
発作を発症させずに未然に防いでくれる薬なのです。

ところが、妙なことに、このコルヒチン。
いったん、発作が始まってしまうと、
慌てて服用しても、まったく効果がないのです。

ヘンな薬ですねえ・・
普通、風邪薬とかならば、
飲むタイミングが遅かったら何の効果もない、
なんてことはないですけどね。

このコルヒチンは、飲むタイミングが重要なんです。

たとえば・・・ええと、そうですね。

私の住んでいる地域に川があるのですが、
子供の頃は堤防も低くて、川遊びできるくらいでした。
 

危ないので、川の近くには「河童の絵の立て看板」があって、
子供心にも、その河童の絵が怖くて、
子供が川の中に入らないように・・・え?
そんな話、興味ないって?

ええと、要するに、
大雨で川が増水して、河川の堤防が決壊してから、
川の水が堤防を越えてしまってから、
堤防の嵩上げ(かさあげ)工事開始しても遅いのです。
もっと早くヤラなきゃ。

もう、増水した川の水は
堤防を越えて、町へ流れ込んでいますからね。
近辺の家は、軒並み、水害で床下浸水です。

ちなみに、この川は、晩年、
これではいけないと、拡幅工事による堤防のかさ上げ
が実現し・・・え?
そんなこと、どうでもいいって?

 

で、コルヒチンの話。

この方は、
「コルヒチンを飲んだら、痛風発作が酷くなった」とのことですが、
これはコルヒチンのせいじゃありません。

コルヒチンには発作を酷くする成分などありません。

もし、この人は、コルヒチンを飲んでいなかったら、
どうなっていたか?

「痛風発作は、余計ひどくなっていた」・・でしょうね。

 

つまり、
飲んでも飲まなくてもヒドくなっていた、というわけです。

 

痛風発作は数時間後、数十時間後、
ほうっておいたら、どんどん酷くなるものなんです。

通常、発作は個人差もありますか、数日(2〜3日、もしくは4〜5日)で
痛風発作のピーク(痛風発作の極期)を迎えて、
それ以後は、だんだんと終息に向かいます。

ですので、要するに、
この方は、コルヒチンを飲むタイミングを逸してしまった。
つまり、飲むタイミングが少し遅れた、というだけなのです。

コルヒチンは、痛風発作が起こりそうなとき、
あるいは起こる直前、に服用すると抜群の効果を発揮しますが、
痛風発作が完全に発症してしまってから飲んでも、
まったく効果ナシの薬なのです。


痛風 足が腫れたあとにコルヒチン
 

痛風発作が本格的に起こってしまってから、
痛いからといって(気持ちはわかりますが)
コルヒチンをバンバン飲んでも、痛風発作の痛みが
緩和されたりすることはありません。

むしろ、この時期はロキソニンなどの痛み止めを飲むほうが
痛みは少し緩和されます。

要は、コルヒチンという薬を飲む、タイミングの問題なんです。

 

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『痛風改善法 尿酸値が高いと』
    http:// e.gout.tokyo/

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