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痛風 半年も痛風発作が続く
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痛風発作は夏場に多発するのですが、
夏場に発症した痛風発作が秋を過ぎ、冬になっても、まだ治まらない!
・・・という人もいます。
 
痛風発作が半年も続いている、とかね。


痛風発作が10日ほどで消失してしまう、
痛風初期症状の人からみたら

「ありえない!」

と思うかもしれませんが、そういう人もいるのですよ。

実際、私も半年間、寝たきりというか、
ほとんど歩けなかった経験があります。

このまま、永遠に痛風発作が治まらないんじゃないか・・と
非常に弱気になっていましたし。




さて、
痛風発作は足だけでなく、手指、肩、ひじ、膝・・・など、
多岐にわたる部位で発症しますが、やはり、一番の好発部位は、
足です。

足の親指の付け根の関節、足の甲、かかと、アキレス腱、
くるぶし、足首、足の裏・・とかね。

この「足が痛い」ということは“歩けない”もしくは、
“歩行が不自由”ということなのです。

つまり、日常生活、あるいは仕事にまで影響がある、ということ。

歩けなくてもできる仕事に従事している人はいいですが・・
もし、デスクワークなどで歩き回らなくても良い職業の人でも、
職場までの移動、通勤などに不自由する、と思います。



でね。
フェブリク(フェブキソスタット)を飲むべきだと思うのですよ。


半年も痛風発作が続くということは、
痛風になってから、少なくとも、20年以上は経過しているでしょう。

つまり、長い年月、尿酸値が高くて(尿酸値 7.0mg/dl以上)、
体内に結晶化した尿酸がたくさん蓄積している、ということ。

だから、痛風発作が起こる。
起こったら、なかなか、治まらない。
ずっと・・・慢性的に痛風発作が続く。


こういう人は、尿酸値 7.0mg/dl程度どころじゃないでしょう。

おそらく、もっと尿酸値が高いハズです。


痛風発作というのは、もともと、
体内に溜まりすぎた『尿酸結晶を、体が“溶かすため”』に起こすものです。

痛風発作の患部は痛くて腫れていますが、触ると熱いでしょう?
内部で発熱が起こっているのです。
その発熱で、熱で・・一生懸命、過剰な尿酸結晶を溶かしているのですよ。

だから、ある程度、尿酸結晶が溶けて小さくなってこないと、
痛風発作は治まってこないのです。

ということは、体内にたくさん尿酸結晶が溜まりすぎている人は、
必然的に、溶かす量も多いですから、溶かす時間も長くかかる、
ということ。


ところがね。
いつか、必ず終わるはずの痛風発作ですが、
慢性的に、ずっと・・それこそ、
一年中、痛風発作で苦しんでいる人もいるのです。

痛風発作の性質から考えると、
どんどん尿酸結晶を溶かしているはずなのですが、
なぜか、痛風発作が治まらない。


つまり!

尿酸結晶が溶けて小さくなっていく以上に、
(尿酸値がかなり高いので)溶けたはしから、
新たな結晶化した尿酸が溜まってきている、と考えられます。

要するに、エンドレスです。

溶ける容量以上に、尿酸結晶が沈着していたのでは、
いつまでも痛風発作は終息しません。


これが、いわゆる、慢性痛風、慢性痛風発作ってヤツです。





|★ 尿酸値を下げたい!
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「日本人は薬好き」なんて言われていますが、
本当の意味で、薬が大好き、なんて人は少ないでしょう。


痛風の薬(尿酸値を下げる薬)を飲んでも、痛風は治りません。

フェブリクなどの尿酸降下薬は、毎日、(おそらく一生)
飲み続けないといけません。
(服用を中止すると、元の尿酸値に戻ってしまうので)

おまけに肝機能低下など、あまり嬉しくない副作用もあります。

フェブリクは痛風新薬なので薬価も高く、
日々の薬代は、わずかでも、何年かたつと積み重ねで
薬代もバカになりません。


こうやって考えてみると、フェブリク(あるいは、ザイロリック)を
飲むことはデメリットばかりのように思えますが、
もちろん、メリットもあります。


それは、尿酸値が下がること。
それも、大きく下がること、です。


どんなに生活習慣を改善したところで、
フェブリクほど尿酸値が下がる手段は他にないでしょう。
まさに効果絶大な、痛風新薬なのです。

半年も痛風発作が続いているのなら、一年中、痛風発作が常に
治まらない状態なのでしたら、薬が嫌いな人もいるかと思いますが、
フェブリクを飲むことを真剣に検討した方が良いと思います。



「痛風ガイドライン」では、
尿酸値 9.0mg/dl以上だと、即、薬物治療というふうになっているのに、
実際の現場では、尿酸値 7.0mg/dl程度でも処方してたりするでしょう?


あ、痛風ガイドラインってのは、
痛風(高尿酸血症を含む)の人を医療関係者の方が治療するにあたって、
参考に、というか指針にする文献のことです。

痛風ガイドラインでも、尿酸値 7.0mg/dl程度なら、
まず、食生活を含む、生活習慣の改善から入るべき、となっています。

ところが、実際に、病院で尿酸値が高め(尿酸値 7.0mg/dl程度)なのに、
フェブリクを処方された、という話をときどき聞くのですよ。


尿酸値 7.0mg/dlでのフェブリク服用は、早すぎると思うのですけどね。
(あくまで、私の個人的な意見)


ところが、痛風発作が半年以上続く、一年中、治まらない、という人は、
おそらく、尿酸値 7.0mg/dlどころでは ないでしょう。
もっともっと高い数値のはず。



フェブリク錠が世に出る前は、ザイロリックという痛風の薬が主流でした。
ザイロリックもフェブリク同様、尿酸値を下げる薬なのですが、
この薬がフェブリクと違うところは「腎臓排泄型」の薬剤なんです。

つまり、体外に排泄するのに腎臓一点に注力するので、
どうしても腎臓に負担が かかってしまう。
っていうか、腎臓が本当に悪くなってしまった人には、
尿酸値がいくら高くても、もうザイロリックを投与できない、という
残念な点があったのです。

ところが、40年ぶりの痛風新薬であるフェブリクの方は、
「多経路排泄型」の薬剤なので、腎臓ばかりに負担がかかることなく、
複数の排泄経路があるのです。
だから、腎機能が低下している人でも、
フェブリクなら服用することが可能です。

さすがは、痛風新薬ですね。


ですが、フェブリクなら腎臓が悪くなっても飲めるのか、
というと、腎不全(痛風腎)のように、かなり悪くなってしまうと、
慎重投与、というか、少量しか飲めないとか、
いろいろ制限が かかってくるようです。

複数の排泄経路があるとはいえ、腎臓からの排泄もありますからね。


つまり、腎臓が悪くなってからフェブリクを飲むより、
腎臓が悪くなる前にフェブリクを飲む方が望ましいのではないか、
という話です。


フェブリクを飲んでいれば腎臓が悪くならないのか、というと、
それは、また別の話なのですが。

フェブリク→ 尿酸値を下げる薬、です。

腎臓治療薬じゃありませんから。




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   『痛風 ねこきち』
  http:// e.gout.tokyo/

 
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