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クレアチニン 尿素窒素
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痛風の検査といえば、普通「尿酸値の検査」のことですが、
これは血液検査です。
尿検査では、なくて。
 
で、
尿酸値の検査をすると、通常、腎臓の検査もわかります。
同じ血液検査ですからね。

腎臓の検査というのは、
「クレアチニン」「尿素窒素」のことです。





なんで、痛風なのに腎臓の検査かというと、
痛風初期症状の頃は良くても、何十年と痛風で苦しんでいると、
腎機能が低下してくる可能性があるから、です。


「クレアチニン」というのは、筋肉運動の代謝産物のことです。
通常、尿として体外に排出されますが、
「クレアチニン」が血液中にたくさんある、ということは、
あまり尿として排泄されていなくて、
濾過(ろか)されて排出される機能が落ちている。

ってことは、腎機能が低下している、ということです。


「クレアチニン」の基準値(正常値)は、「0.61〜1.04mg/dl」以内。

この基準値より高い場合は、腎機能が低下している、と考えられます。
腎機能が低下すると、尿として体外にスムーズに排泄できず、
結果的に、血液中に老廃物が溜まってしまうというわけで。



尿素窒素の方は、以下のような感じです。

人間の体が食物からタンパク質を利用するときに、
アンモニアという物質ができてしまいます。

実は、このアンモニアというのは人体にとって有害な物質。

で・・体内の化学工場である肝臓で、
アンモニアは無毒化されます。
そのとき、できるのが「尿素」です。

その尿素に含まれている窒素成分が尿素窒素。

この尿素窒素は老廃物なので、腎臓で濾過(ろか)されて、
尿として体外に排出されるのです。

ところが、腎機能が低下してくると、
この尿素窒素がうまく排泄されなくなってしまい、結果的に
血液中に残ってしまう。

だから、血液中に尿素窒素が多ければ多いほど、
それ(尿素窒素)を排せつする腎臓の機能が低下している、
と考えられるのです。


ちなみに・・
「尿素窒素」の基準値(正常値)は、「8.0〜22.0mg/dl」。


この基準値内で、数値がウロウロしているうちは、
いいのですが・・


長年、痛風で苦しんでいるとね。
やっぱり、どうしても、少しずつ、腎機能が弱ってくる感じは
あります。

それは、加齢による内臓(腎臓)の衰えと、
それから尿酸値が高いことによる腎臓へのダメージですね。

この腎臓へのダメージってのは、要するに、
血液中に過剰になった尿酸が結晶化して、体のあちこちに
尿酸結晶として蓄積していくわけですが、そのうちに
腎臓のフィルター(糸球体)にも沈着して(少しずつですが)
目詰まりを起こしてしまうのです。

すると、腎機能が低下してくる。

痛風は、こういう傾向があるので、それが一番怖いのですよ。
足が痛くなるのも、つらいですが。


腎機能低下の予防法というか、

「たんぱく質と塩分の摂り過ぎに注意する」
「軽い運動をする」


・・・というのが基本ですが、
痛風の人の場合は、やっぱり「尿酸値を下げる」ことでしょうね。

生まれつきの体質とかもあって、なかなか、
尿酸値を改善することは難しいですが。



それから、わかっていること、とは思いますが、
過去の血液検査のデータは、捨てずに全部、残しておいたほうがいいです。

自分の検査結果の数値が、どのように変化しているか、
前回、前々回と比較することで、その推移が よくわかりますからね。




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   『痛風 ねこきち』
  http:// e.gout.tokyo/


 
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