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アルコール飲料で痛風発作を防ぐ!?
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フェブリク錠(フェブキソスタット)というのは、
尿酸値を下げる薬(尿酸降下薬)のこと。
40年ぶりに開発・発売された、痛風新薬と言われています。

(フェブリック錠という人もいますが、正しくは、フェブリク錠)


で、このフェブリク。
副作用は(従来のザイロリックなどよりは)少なめで、
尿酸値を下げる効果が大きい、と考えられています。
痛風 明け方


ところがね。
尿酸値が大きく下がってくれるのは いいのですが、
フェブリクを飲もうと考えるような人は、長年、
尿酸値が高かった人が多いわけです。

つまり、尿酸値の高い時期が長期に続いていて、
体内に結晶化した尿酸がたくさん蓄積している可能性が高いわけで。


ということは?


痛風発作的には、一発触発なわけで。
いつ、痛風発作が起こっても おかしくないわけで。


さらに輪をかけたように、痛風発作というものは、
尿酸値が大きく上がったときに発症するイメージがありますが、
実は、尿酸値が大きく下がったときにも発症するリスクは
高くなるのです。

つまり・・尿酸値の高い低いよりも、どちらかというと、
「変動が良くない」

それも
「尿酸値の急変は痛風発作を誘発するのです。


病院でフェブリクを処方してもらうとき、
最初は「フェブリク錠 10mg」からスタートして、
慣れてくると、だんだん「フェブリク錠 20mg」「フェブリク錠 40mg」
と徐々に増量していくのは、そういう理由から。

なるべく、痛風発作を起こさせないために、ね。

(それでも、フェブリクを飲み始めの最初の半年くらいは、
痛風発作が頻発するケースが多いようです。
長年の、尿酸結晶の蓄積が体内にありますからね)



で。
今日の、お題に戻って、
このタイトルの「フェブリクで急に尿酸値を下げない為アルコールを飲む」
という人の、言い分。


まあ、たしかに、そうとも言えなくもないですが、
私には、どう考えても「自分がビールを飲みたいがための言い訳」
に聞こえるんですけどねえ?


でも、ビールやウイスキー、焼酎、お酒・・
好きな人は、やっぱり止められませんから。

アルコール飲料は尿酸値を上げる作用があるので、
量を減らすか、飲む日数を減らすか、した方が
(本当は)望ましいのです。


けど、現実には、ビール好きの人で痛風で苦しんでいた人が、
フェブリクを飲み始めた、と。
期待通り、尿酸値が下がった、と。

「さあ、もう大丈夫だ!」

と、ばかりにビールを飲みまくる人が多いようです。


痛風 ビール


まあ、そりゃあ、そうですよね。

だって、フェブリク飲んでるんですから。
尿酸値、下がっているんですから。

もしかしたら、ビールを飲みたいがために、
フェブリクを服用する人もいるかも。


でも、本当は。

フェブリクには、少ないとはいえ、
副作用があって、特に肝機能が低下するケースが多いです。

肝機能というのは、全身に巡ってきた血液が
心臓に戻る前に必ず肝臓に戻ってきて、そして
栄養分を蓄える重要な役目もあるので、肝機能は大切なんです。

それをアルコール飲料を飲むことで、
肝臓の負担(アルコール分解・解毒)が増えるわけですから、
本当は、お酒は できるだけ減らしたほうがいいのです。


でも、人生の楽しみを取り上げてまで、
「何のための人生だ」と言われてみれば、
もっともな気もしますので、これは難しい問題。

自分が良い、と思うようにするしか ないでしょうね。

 

 

 

 

 


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痛風 ねこきち
http://e.gout.tokyo/

 

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