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痛風 プリン体を気にするよりも
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1.「尿酸値を下げる薬を飲みながら、
食べたいものを食べて、ビールも飲む」


2.「尿酸値を下げる薬を飲みながら、
食べたいものは制限して、ビールは飲まない」


3.「尿酸値を下げる薬を飲まないで、
食べたいものを食べて、ビールも飲む」


4.「尿酸値を下げる薬を飲まないで、
食べたいものは制限して、ビールは飲まない」

 

痛風 食事


これらのうち、どれが良いのかは、
人それぞれの考え方ですので、良い悪いは
言いにくいのですが、痛風で苦しむ人にとって
(たぶん)良くないのは、3番目でしょう。


3.「尿酸値を下げる薬を飲まないで、
食べたいものを食べて、ビールも飲む」



どうするかは自分の人生なので、余計な 
お世話では ありますが。


私は父親が痛風だったせいか、体質を受け継ぎ(遺伝)、
若くして痛風になって、長年、苦しんできました。

ある時期からは、もう、
食べたいモノも食べずに、ビールも焼酎もキッパリやめて、
食事制限と節制の日々を何十年も過ごす羽目に。

いえ、昔の痛風改善法、痛風治療法といえば、
こんな感じだったのですよ。
昭和の痛風対策、というか。
痛風が「贅沢病」だと思われていた時代の話。

いわゆる、
プリン体の多い食事を徹底的に制限する作戦です。


いったい、これが良かったのか、悪かったのか。


悪かった、といっても、もう時間は 巻き戻せませんが、
「自分の食べたいものも食べられず、
  飲みたいものも飲めない」
人生を送ったわけですから、
他人と比べても仕方ありませんが、なんだか、
少し損したような気もします。

食べ物の恨みは、怖いぞ?


ビール 痛風


この厳しい食事制限の、何十年の日々は、
いったい、どうだったのか。
役に立ったのか。


こんなに、精神的にもキツイ食事制限、食事療法を
していても、やっぱり、ときどき、痛風発作は出ますし、
そのたびに激烈に痛いわけで、ツライ苦しい思いをすることに。

でも、食事制限や お酒とか、
そういうことを、やりたい放題していたら、
今 現在、体の状態は、こんなものでは ないかもしれない。
もっと酷いことに なっていたかもしれない。



つまり、わからないってこと。

わからないことを考えても仕方ないですが、
今の時代の痛風改善法は、私の若い頃のような方法じゃありません。


今の痛風改善法の主流は、これ↓

1.「尿酸値を下げる薬を飲みながら、
食べたいものを食べて、ビールも飲む」


(いえ、ホントはビールは尿酸値をあげるので飲まないほうがいいです)


要するに「尿酸値を下げる薬」を飲みなさいよ、と。

尿酸値を下げる薬(尿酸降下薬)とは、
フェブリクとかザイロリックとか、そういう薬のことです。


食事制限は、精神的苦痛があったり、食べられないことが
ストレスになったりするので(強いストレスは尿酸値をあげる)
今の時代の痛風改善法では、あまり食事制限は うるさく言われません。

昔のように、
「プリン体の多い食事の一覧」を見ながら、
いかにプリン体を多く摂り過ぎないか、と腐心した時代じゃない、
ということ。

今でも「プリン体の少ない食事の一覧」を見たりして
食事をチョイスするのは決して悪いことでは ありませんが、
プリン体の少ない食事ってね・・・・


「おいしくない」のですよ。


痛風である、というだけで、
なんだか、人生、だいぶん、損した気分です。


痛風 ビール


「痛風にプリン体は関係ない」という人もいますが、
いえ、関係なくは、ないです。

尿酸の元となるのは、プリン体ですからね。

この「痛風にプリン体は関係ない」という意味は、
『プリン体の多い食事は、痛風に関係ない』という意味で
使われている言い方です。


いえ、これですら、意味が無いことはなく、関係あるのですけどね。

体の中で作られているプリン体のうち、
「食事由来のプリン体が、20パーセント」
「体内で作られるプリン体が、80パーセント」
なんです。

この“体内で作られるプリン体”というのは、
新陳代謝で細胞が壊れるときに作られるプリン体や、
体内の栄養分を体のためのエネルギーに変換するときにできる
プリン体、のことです。

つまり、これって、体質(遺伝的なもの)が大きいのですね。


この「体質」によって、
●尿酸を作り過ぎる体質
●尿酸の排泄が弱い体質
●その両方を兼ね備えた体質
・・・など、痛風になりやすい体質(いわゆる、痛風体質)になるわけです。


ですので・・・
「痛風にプリン体は関係ない」というのは、
いくら食事に気をつけたって、所詮、2割じゃないか、と。
8割が体質なんだったら、そんなに気にすることないだろ?
どうせ、痛風は生まれつきの体質が原因じゃないか、と。

・・・・と、そういうふうに考える人もいる、という話です。



まあ、間違いじゃないですけど。
(っていうか、たぶん、正しい)

これって、何十年もツライ食事制限をしてきた私が
バカみたいですね。





|★ 痛風ガイドライン
└───────────────────

「痛風ガイドライン」というものがあるのですが、
これは何かというと、医師が患者に痛風治療、
痛風指導するときに指針にするというか、
教科書のような存在の記述物です。

これによると、やはり
痛風治療の方針は、患者の現在の尿酸値が どの程度か、
というのが目安であって、

「尿酸値 7.0〜8.0mg/dl」生活習慣の改善
「尿酸値 8.0〜9.0mg/dl」生活習慣の改善と薬物治療
「尿酸値 9.0mg/dl以上」即、薬物治療

という感じになっています。



ですが、実際に現場では・・というか、
痛風です、と病院に行くと、
尿酸値 7.0mg/dl程度でも、即、
尿酸値を下げる薬を処方される場合が多いようです。


まあ・・・医師の先生に
何か考えがあるのでしょうけど。

「痛風ガイドライン」は、あくまで
痛風治療の指針であって、絶対に
その通りでなきゃならない、というわけでもないですしね。



・・・というわけで。

世の中、何十年もの間に少しずつ、時代が変わってくるように、
痛風改善法、痛風治療法もだんだん変わってきています。

昔は「プリン体の多い食品」に気をつける、
厳しい食事制限を強いられることが多かったですが、
現在では、それほど食事制限は重要視されず、
尿酸値を下げる薬を飲むことが痛風治療の主流となっているようです。



一昔前には、フェブリク(痛風新薬)も
なかったですしね。

 

 

 

 

 

 

 


━・‥…━・‥…━・‥…━
痛風 ねこきち
http://e.gout.tokyo/

 

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