━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ボルタレンとロキソニン、どっちを飲む?
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

消炎鎮痛薬というのは、一口に言うと、痛み止めの薬のことです。

痛風の治療というのは、一般的に
「尿酸値を下げる薬(尿酸降下薬)を飲むこと」というのが
痛風の治療と考えられています。
フェブリクとか、ザイロリックとか。


ですが、いったん、痛風発作が発症してしまうと、
それどころじゃなくなる、というか、まず、この激烈な痛みを
なんとかしないと、緩和しないと・・ということで、
痛み止めの薬の出番なわけです。

こんなに痛いと何もできませんし、
(痛風発作が足に出た場合)歩けないですしね。

仕事どころか、日常生活にも支障が出てきます。
っていうか、(歩けなくて)トイレにも行けなかったりして。



で・・
強烈な痛みで知られる痛風発作ですが、
その痛みと腫れを(たぶん)和らげてくれるのが、
消炎鎮痛薬であって、その代表的なものが
「ロキソニン」であり「ボルタレン」なわけです。

じゃあ、
ロキソニンとボルタレンは、どっちがいいのか。
どう違うのか。
 

痛風 消炎鎮痛剤


簡単に言うと、ボルタレンのほうが強力な痛み止めの薬です。
つまり、鎮痛効果が高い、よく効く、ということ。


ええと・・ボルタレンとロキソニンとの比較ですが、
以下に、まとめてみます。



【ロキソニン】

●入手が容易
数年前まで処方薬(病院で医師の処方箋が必要な薬)でしたが、
なぜか解禁されて、現在では、第1種医薬品として
普通の薬局で販売されています。

この第1種医薬品というのは、薬剤師が在留する薬局でのみ、
販売が認められている薬品のことです。
つまり、薬剤師のいないコンビニなどでは販売されていない、
ということ。

ネット通販でも購入できますが、必ず
薬剤師が在籍する店舗でしか販売できないことになっています。

それでもね。
病院に行かなきゃ、入手できなかった時代のことを思うと、
容易に手に入るようになったものです。

私は痛風発作のときしか、ロキソニンは飲まなかったので、
長年、ロキソニンは痛風の薬だと思っていました。
そうじゃなかったのですね。

ロキソニンは、歯痛や頭痛、腰痛など、幅広い症状の消炎鎮痛薬として
使用されています。


●効き目が早い
ロキソニンは、効き目に即効性があります。

飲み始めてから、15分くらいで効き目が体感できます。
(個人差アリ)

少なくても、飲んでから1時間くらいもすれば、
あっ、効いてきたな、という感じになるのではないでしょうか。


●効果が長い
これも個人差があるので、あれですけど、
私の場合、飲んでから、ロキソニンの鎮痛効果が持続するのは、
8〜14時間くらいかな、と思います。

いえ、さすがに12時間も経過すると、
だんだん効き目が切れてきたな、と実感するのですが、
それでも、あるとき、突然に効果が切れるわけでもないので。

じわりじわりと効き目が弱まってくる感じ。



●副作用がある
副作用も個人差があるので、一概に どうこう言えませんが、
有名な、ロキソニンの副作用は「胃腸障害」があります。

胃がムカムカする、吐き気、下痢など。


●ロキソニンの副作用を少なくするには?
病院でロキソニンを処方してもらうと、必ず
「食後」に服用すること、となっています。

これは胃を守るため。
裏を返せば、それだけ胃腸障害を起こす可能性もある、
ということ。
病院によっては、ロキソニンと同時に胃薬も
処方しますからね。

だから、なるべくロキソニンから胃腸を守る飲み方を
するのが良い、と思います。

食後がどうして良いのか、というと、
胃の中に食べ物が入っているから。
つまり、すきっ腹でロキソニンを飲むのは良くない、ということ。


ところが。

そんなことは百も承知でも、いつ起こるのか
わからないのが痛風発作。

痛風の予兆というか、なんとなく
足などの患部に違和感を感じ始めると、あっという間に
腫れ始めて激痛が起こってしまうケースもあります。

そんなとき、
「ロキソニンは食後に服用すべき」と
次の食後まで、ジッとロキソニンを飲まずに我慢し続けていると、
痛みはドンドン酷くなることも。


じゃあ、食後じゃないときに
どうやってロキソニンを飲めばいいのか。


ロキソニンは空腹時に飲むと、胃腸障害を起こしやい、
ということなので、胃に何か入れてから飲むのが良いです。

特にタンパク質は「胃に膜を張る」ので、
胃を守る意味で良いようです。

どうしても食後にロキソニンを飲むのが時間的に無理な場合は、
(夜中に痛風が出た、とか)
牛乳や飲むヨーグルトを飲んでから、ロキソニンを飲むようにしたら
胃腸障害のリスクが減ります。
あるいは、チーズを食べるとか。
ヨーグルトを食べるとか。

タンパク質のものが、いいです。


●その他、ロキソニンで注意すること
これは夜中や明け方に、突然、
痛風発作の激痛で目が覚めてしまったときに
よくあるのですが、ロキソニンを飲もうと思っても、
手元に水が無い。

足が痛くても、もっと本格的に足が痛くなってしまう前に
這うようにでもいいですから、キッチンへ辿りつき、
「水で」ロキソニンを飲んだほうがいいです。

ほんとうの本当に痛くなってしまったら、もう、
動けませんからね。


水無しでロキソニンを飲むと、
食道の粘膜を傷つける恐れがあるようです。

だから、水で飲むこと。

でも、同じ水分だからといって、
コーヒーやビールで飲むのはダメですよ。

こんなに痛くて、やっていられるか、と思うのは
気持ちは わかりますが、お酒で薬を飲むのはNG。

お茶も胃に入るまでに(薬が)酸化する、とか
いうので水で飲むのが無難です。



痛風 ロキソニン



さて、「ボルタレンとロキソニンとの比較」ということでしたが、
よく考えたら、私って、ボルタレンって飲んだことがないのですよ。

あはは。
(あはは、じゃねえ!)


なんで、ボルタレンを飲んだことが無いのか。


痛風で病院へ行ってもね。
ボルタレンを処方してもらったことがないのですよ。
なぜか、ロキソニンばっかりで。

「ボルタレンを処方してくれ!」と
強く言えば、出してくれたのかもしれませんが、
もともと、私は あまり薬が好きじゃないので
(って、たぶん、誰でもそうだ、と思いますが)
出してくれないのなら、それでも、まあ、いいか、と。



で、ロキソニンとボルタレンの違いとは何か。


ロキソニンは一般の薬局でも市販されていますが、
ボルタレンは処方薬です。
処方箋なしでは入手できないのがボルタレン。

つまり、それだけでもボルタレンの方が強力な薬だとわかります。


それから、ボルタレンは効き始めるのが遅いです。
ロキソニンに比べて、という話。

そのかわり、効き始めるのが遅い代わりに
ボルタレンの方が鎮痛効果は高いです。

なかなか効きはじめない代わりに、
いったん効きだすと、効果てき面ってこと。


要するに、飲むと早く効くのが、ロキソニン。
効き始めるのは遅いけど、ロキソニンよりも
強力な効果があるのがボルタレン。



ただね。
いいことばかりじゃないんです。

ボルタレンは鎮痛効果も高い代わりに
副作用も強力ってこと。

ボルタレンの副作用も胃腸障害が心配されるのですが、
たまに聞くのが
「ボルタレンを飲んだら血便が出た」という話。

血便が出たというのは、胃腸から出血している可能性がある、
ということです。


ボルタレンを飲んだら、必ず血便が出るわけでもなく、
たいていの人は血便なんか出ないのですが、それでもね。

実際に血便が出た人の話とか聞くと、ビビッてしまいそうになります。


副作用には、確かに個人差がありますが、
できるだけ副作用を起こさないように注意したほうがいいです。


●大量にボルタレンを飲まない
●水無しでボルタレンを飲んだりしない
●食後にボルタレンを飲む
●いつまでも 
(痛みが消えても) ボルタレンを飲み続けない
●ロキソニンとボルタレンを同時に併用したりしない



基本的には、ロキソニンの副作用対策と同じですが、
空腹時には飲まない、など、胃腸への負担が
かかりにくい飲み方をするのが良いと思います。


1日1錠の服用、程度では胃腸障害など起こさないようにも
思えますが、痛風発作のときなど、痛いときには
痛みを和らげたいので、だんだん痛み止めの薬を飲む量が
増えてきたりしてね。

ついつい、もうちょっと飲んでおこう、とか。
もうあまり痛くないけど、また痛くなるかもしれないから、
まだ飲み続けよう、とか。

消炎鎮痛剤の量が増えていくと、それに比例して
副作用のリスクも増えていくわけなので。


ボルタレンを処方してもらう場合、おそらく、
同時に胃薬も処方してもらえるでしょうから、
主治医の指導に従って、適切に服用するのが良いと思います。

 

 

 

 

 

 

 


━・‥…━・‥…━・‥…━
痛風 ねこきち
http://e.gout.tokyo/

 

【おすすめ記事(広告を含む)】
 カテゴリ