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痛風 減量
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「減量で 尿酸値を 7.0mg/dl 以下に下げた場合 痛風の薬は 必要か」

必要ない です。
薬は、いらない。

この場合の「痛風の薬」というのは、尿酸値を下げる薬のこと。
フェブリク、ザイロリックなどの尿酸降下薬のことです。

なんで、減量?
と思うかもしれませんが、減量ってのは
食事や運動などで体重を減らす、一般に言うところの、
普通のダイエットのことです。

減量(ダイエット)するとね。
「尿酸値が下がる」場合が多いのですよ。

通風 減量


肥満は糖尿病などのリスクも上げるので、
肥満解消は糖尿病予防にもなるので、お勧めです。

痛風の人は合併症を起こしやすいらしくて、
糖尿病にもなりやすい、と考えられています。

それだけじゃなくて、肥満解消はね。
減量することによって、内臓脂肪も減少。
その内臓脂肪が尿酸値をあげる要因となる物質を分泌するので
内臓脂肪が減っただけで尿酸値が下がることも多いのですよ。


ところがね。
痛風のなる原因、というのは肥満だけじゃないんですよ。
体重とか、減量とか、そんな簡単なものでもないんですよ。

現実に「痩せているのに痛風」という人もいるくらいですから。

まあ・・
この“痩せている”というのは、もしかしたら、
自己申告かもしれませんが・・・


じゃあ、何が痛風の大きな要因なのか、というと、
生まれつきの「体質」です。

生まれつき尿酸を作り過ぎる体質 (尿酸産生過剰型)
生まれつき尿酸の排泄が弱い体質 (尿酸排泄低下型)
その両方を兼ね備えた体質 (混合型)


これが痛風になる人の3つのタイプ。
痛風の人は誰しも、このいずれかのバターンになるわけです。


私も長年、痛風で苦しんでいるので、
痛風に良い、であろうと思うことは、片っ端から
やってきましたが、私の場合も減量には成功しましたが、
尿酸値は 7.0mg/dl以下には なりませんでした。

まあ、根性が足りなかっただけかもしれませんが。
もっと骨と皮になるまでダイエットするべきだったのかも。


というわけで。
世の中には、痛風で減量に成功したけど、
“生まれつきの体質が勝ってしまった”のか、
体重が減ったのに、たいして尿酸値が減らなかった、という
人もいるのです。

もちろん、減量しただけで尿酸値が下がった、という人も
大勢おられるわけですから、人それぞれ、個人差がある、
ということでしょうか。


運動して、食べたいモノを我慢して、飲みたいものを辛抱して、
さあ、やったぜ! 減量に成功したぞ!
・・・と意気込んで尿酸値検査をしたら、
ちっとも尿酸値は下がっていなかった。

これ、ホント・・ガッカリしますよ。


じゃあ、減量なんか、やらないほうがいいのか、
というと、肥満解消は合併症のリスクを減らしますので、
やはりダイエットは推奨です。

でも、「尿酸値は減量しても下がらないかもしれない」
と思ったら、なんか、やる気 出ないんですよねえ。



で、冒頭の
「減量で尿酸値を 7.0mg/dl以下に下げた→痛風の薬は必要か」の話。

なんで痛風の薬(尿酸降下薬)が不要かというと、
そもそも、痛風の定義は「尿酸値を 7.0mg/dl以上」だから。

7.0mg/dl以下なら、その人は痛風(高尿酸血症)じゃない、
ということになります。

さらに「痛風ガイドライン」といって、病院の医師が
患者に痛風治療・指導するときの指針とする冊子があるのですが、
その痛風ガイドラインによると、
「尿酸値を 7.0mg/dl〜8.0mg/dl」程度では
薬物治療ではなく、生活習慣の改善を推奨されています。

この「生活習慣の改善」というのは、
いわゆる、食事を気につけたり、運動したり、というアレです。


ですので、尿酸値 7.0mg/dl以下なら、
基本的には薬を飲む必要はありませんが、問題はね。

その、減量で減った体重を維持できるかどうか、なんですよ。

減量のおかげで、尿酸値 7.0mg/dl以下になった人なら、
リバウンドが来て、また前の体重に戻ってしまったら、
尿酸値も元の水準、7.0mg/dl以上になる可能性は高いです。


減量も大変ですが、減った体重を維持し続けるのは、
もっと困難ですからね。

 

 

 

 

 


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痛風 ねこきち
http://e.gout.tokyo/

 

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