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痛風 利尿剤
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「利尿剤」というのは、高血圧の治療に使われる薬剤です。

この「利尿剤」を服用すると、薬の作用で
水分の体外排出が促進されます。
っていうか、尿が増えるのですね、尿量が。

尿というのは、腎臓が作るものです。
尿の原材料は血液です。

だから、尿の排出量が増えるということは、
その原材料として使用する血液を多く使う、ということであって、
つまりね。
使った分、体内に循環する血液量が減少するのです。

体内の血液が潤沢にありすぎると、心臓のポンプ、
つまり、押し出す力もたくさんいるのですが、
適量の循環する血液量になってくると、心臓の負担も減少して、
結果として、血圧が下がる、というもの。


ふ〜ん・・うまくできていますね。
じゃあ、高血圧なら「利尿剤」を飲めばいいのね?



ところが!
 
通風 利尿剤


この「利尿剤」、
血圧を下げてくれる優れた効果があるのですが、
副産物というか、副作用というか、なんと・・
「尿酸値も上がってしまう」のです。

実際、高血圧の治療として「利尿剤」を
病院で処方されたので、飲み続けていたら、
その人は痛風じゃなかったのに、いつのまにか
尿酸値が上がってしまい、
“痛風に なってしまった”人もいるのですよ。


まあ・・・ねえ。
「利尿剤」を飲んだ人が全員、痛風に なるわけじゃないですから、
主治医も いちいち説明しなかったのかもしれませんが、
やはり、処方のときに、
そういうリスクもあることを説明しておいて欲しいです。

血圧が適切に下がり、高血圧の治療ができたのは嬉しいけど、
かわりに 痛風になったんじゃあ、喜べないでしょうし。



本当はね。
体のためには、薬なんか飲まない方が いいのですよ。
そんなこと、誰もが わかっていることですが。

でも、薬を服用することによって、病状が改善する、
合併症の予防になる、などの大きなメリットもあるので。
ですが、副作用で苦しんだり、今回のような予期しない、
他の病気に罹病してしまったり、デメリットもある、ということ。



じゃあ、元々、痛風の人は どうするのか。

というのも、「痛風で高血圧」という人も大勢いるでしょう。

痛風というのは、やっかいな病気で、
単なる足が痛くなる病気なのかな、と思っていたら、
そんな簡単なものではなく、尿酸値が高いまま
長い年月が経過すると、結晶化した尿酸が腎臓の糸球体に
溜まってきたりして、腎機能が低下していく傾向があるんです。

で、腎機能が低下するとね。
高血圧になってくるリスクが高くなるんですよ。
「腎臓←→高血圧」ってのは、密接な関係があるので。


だからね。
痛風(高尿酸血症)の人は、高血圧の薬物治療をしようしても、
「利尿剤」の服用は適切では ないんですよ。

痛風の人が「利尿剤」を飲んだら、ますます
尿酸値が上がってしまいますからね。

ですが、高血圧の治療薬ってのは、たくさん種類がありますので。
「利尿剤」以外のものを選べば良いだけのこと。


痛風の人は、元々、尿酸値が高いので、もし、
高血圧の治療薬を服用する場合でも
「利尿剤」を処方されることは、まず ないと思いますが、
もともと、尿酸値が低い人が「利尿剤」を服用する場合、
低かった尿酸値が利尿剤の副作用で
「尿酸値が高くなる可能性がある」ので要注意、という話です。

 

 

 

 

 


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痛風 ねこきち
http://e.gout.tokyo/

 

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