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痛風の医療費控除の対策
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夏になると、滅多やたらに多く発症する痛風発作ですが、
痛風に限らず、病気というものは、つらいばかりでなく、
お金もかかる、という やっかいなものです。

いいことは何もないのですが、嘆いていても話が進まないので
先に行きます。


で・・
少しでも、痛風に使ったお金を取り戻しましょう、
というのが、いわゆる「医療費控除」です。

これは、まあ、確定申告の季節の話なんですけどね。
まだまだ先・・と思っていても、
肝心の確定申告の季節に「領収書」を残していなければ、
控除なんか されない、という話。


ですが、痛風で使ったお金は全部戻ってくるのか、というと
そんな甘い話があるわけがなくて。

具体的には、
「年間の医療費が10万円を超えていると、超えた分が還付される」
あるいは
「総所得金額が200万円未満の人は、総所得金額の5%の金額を超えた分が還付」


ところが、いくら当人が「医療費をこれだけ使ったぞ!」
と声を大にして叫んでみても、税務署は領収書がなければ
相手にしてくれません。


夏場は、痛風発作になる人も多いでしょうし、
それどころではないかもしれませんが、痛風でお金を使ったら、
小まめに領収書を残しておくことを お勧めします。

こんなので、年間10万円もいくわけないよ、と思っていても、
積もり積もって、年度の終わりには、そこそこの金額になっているかも。

 

通風 医療費控除



一番の盲点はね。
「交通費」です。

病院へ行くときに使った交通費。
これが なかなか、知ってそうで、みんな、知らない。

モチロン、
「近所の病院へ歩いて行ったけど、交通費って認められる?」
とか言うのは、論外。


歩いて通える範囲に病院がある人はいいですが、
少し離れた距離に病院がある場合。

これね。
ここです、よく聞いて下さいね。

電車に乗って通院するでしょ?

このときの『電車賃は医療費として“認められる”』のです。


えっ!?
でも、領収書なんか、ないでしょ・・

領収書がなくても、この場合は、大丈夫なんです。

でも、「○○駅〜●●駅まで 地下鉄350円」とか、
そういうメモ書きは、残しておかないと いけませんけどね。

この場合でしたら、片道350円ですから、
往復で350×2=700円が交通費(医療費)として認められるのです。


「●●年●月●日 △△病院
   ○○駅〜●●駅まで 地下鉄350円×2(往復)=700円使用」



・・・みたいな感じでもいいですから、残しておきましょう。
電車には領収書が出ないですから、これで通用するのです。

あとからでしたら、忘れてしまいますので、
当日のうちにメモ書きするのがいいかな、と思います。

本気で税務署が調べようと思ったら、
その、メモ書きにある「△△病院」には
電車で行かないと通院できない距離にあることくらい、
すぐにわかりますから。



でね。
この「△△病院」へは電車じゃなく、車で行った、と。
マイカーで通院した、と。

この場合のガソリン代などは一切、認められません。
駐車場代もモチロン、だめ。

ついでにいうと、タクシーも駄目。
領収書があっても、ダメ。


ただしね。
痛風の場合は、少し違うのですよ。
あ、この「タクシーの件」ね。


「電車で通院しようと思えば行けたのに、
楽しようと思ってタクシーで通院した場合は、
医療費として認められない」のです。

電車で行けよ、オマエ。
行けたんだろ?
・・・みたいな感じ。


ところが、痛風発作で歩けない!
立つことも、おぼつかない!
ああ、もうだめだ!
病院に行けない!
電車に乗れない!

・・・で、やむなく、タクシーを呼んだ。
タクシーで通院した。

この場合はね。
「医療費として“認められる”」のですよ。

ただし、領収書をもらっておくことが必須ですけどね。


おかしな話でしょ。

要するに「贅沢で」タクシーを利用した場合は、ダメよ、
ということ。

緊急の場合、やむを得ない場合は、
タクシーの交通費も医療費として認めますよ、ということ。
タクシーに乗らなきゃ病院に、とてもじゃないけど、
行けなかったんだから。



通風 交通費


痛風で足が痛いときには、
タクシーの領収書のことにまで、とても気が回らないですが、
あとあと、積み重なって、
そこそこの金額になってくるかもしれないので、
意識して、小まめに領収書を、という話。



あと“松葉杖”とかも「医療費」で認められますからね。

痛風発作で歩けないので、仕方なく、松葉杖を購入した、と。

これは認められますから。
領収書を残しておきましょう。



えっ?

「杖の代わりになるカート」は、どうなのか、って?



これは、まあ・・・ええと、
たしかに、杖よりも体重をかけられて、歩くときに安定しますが・・・


「カートって買い物にも使えるだろ? 何が医療用だよ」

・・・なんて言われて却下されそうな気がします。

いえ、わかりませんので、興味のある方は
直接、税務署に問い合わせてください。




あっ、そうそう。
“プリン体と戦う乳酸菌” のPA-3ヨーグルトなどの健康食品は、
医療費控除の対象して認められませんので。
残念ですけどね。



PA-3 医療費控除 





(*記事に記述している内容は、記事を書いた時点のものです。
後年、税法が改正される可能性もあります)

 

 

 

 

 

 

 


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痛風 ねこきち
http://e.gout.tokyo/

 

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