━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
プリン体 加熱
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

「プリン体は加熱すると なくなるか?」→

加熱する前と加熱後の違いは、ほとんどナシ、です。

つまり、食材に熱を加えても
あまりプリン体の変化はない、ということ。

ビタミンなどでしたら、加熱すると壊れたり減少するものも
ありますのにね。

残念です。



ただ・・・
調理方法によって、摂取するプリン体を減らす方法は あります。
 

プリン体 通風


プリン体は「水に溶けやすい」性質があるので、
水溶性というか、水に溶け出しやすい、ということ。



(ここで、ややこしいのは「プリン体」と「尿酸」は違う、ということ。
プリン体と違って「尿酸は水に溶けにくい」こと。
水に溶けにくい尿酸は尿にも溶けにくく、尿に溶けて排泄したいのに
あまり溶けないので、少ししか体外に排泄できない。
よって、なかなか血液中の尿酸が減らない。
つまり、尿酸値が下がらない。
尿酸はプリン体を原料としている、代謝の最終老廃物。
つまり、残りカス。
最後に尿や便と一緒に体外に排泄するものです。
「プリン体」と「尿酸」は大いに関連がありますが、
この場合、別物、ということ)




で、このプリン体の「水に溶けやすい性質」を利用して、
調理のときに“プリン体の多い食品”を煮込んだりするわけです。


たとえば、蟹。
カニは、手足の肉は そうでもないですが、
いわゆる、蟹味噌にプリン体が多く含まれています。

ですが、カニ鍋にすることによって、
ぐつぐつと茹でると、蟹に含まれているプリン体が煮汁に溶け出るので、
煮汁を無視して「蟹だけを食べる」ことによって、
“プリン体の少ない蟹”を食べることが可能です。

ただし、その蟹鍋の「煮汁を飲む」と、
この苦労は台無し、となりますが。

プリン体のエキスを飲んでいるようなもの、ですから。
おいしいでしょうねえ・・・ってダメでしょ!



あと、これらの方法は応用が利いて、たとえば「焼肉」。

肉を自宅で焼いて食べる場合、鉄板で焼いて食べるより
(じゅ〜じゅ〜、と いい感じですが)
鉄網で焼いて食べるほうが望ましい、と。

つまり、焼いたときに肉エキス(プリン体のこと)が
金網(鉄網)から、ぽとぽと・・と落ちていくわけです。

で、ある程度・・でしょうけど、
プリン体の減少気味になった焼肉を食べられる、と。



でも、ねえ。
そんなに気にすることはない、と思いますよ。
せっかくの、お食事のときくらい、おいしくいただいたら、と思います。

プリン体は「旨みの元」と言われていて、
おいしい食品には、ほとんど全て含まれていて、完全に排除することなど
事実上、不可能です。

徹底的に「プリン体の排除」をやり過ぎて、
栄養失調になった人もホントにいるので、ほどほどにしておいたら、
とも思います。


それにね。
知らないうちに、いっぱい、プリン体を摂取しているのですよ。

たとえば・・
尿酸値を下げるためには、尿酸を多く排泄したい、と。
そのためには「尿のアルカリ化」を促進したい、と。
尿酸はアルカリ性の尿に溶けやすいですから。

肉や魚は、尿を酸性に傾けがちですし、
野菜や海藻は、尿をアルカリ性に傾けてくれますからね。

で、野菜を食べましょう、と。
野菜サラダを食べましょう、と。



蟹鍋 通風



ところが、野菜ばっかり食べても味もない、おいしくない。
ウサギじゃないんだぞ、と。


で、サラダにドレッシングをかけます。
これで、グッ、とおいしくなりました。
これなら、食べられそうですね。



ところが!
ドレッシングには「肉エキス」が たっぷり 入っているんですよ。
だから、おいしいのです。


肉エキス→「プリン体の宝庫」です。


実は、野菜サラダがおいしいのではなくて、
おいしいのは「ドレッシング」だったんだ、という話。


・・・・というように、自分でも知らないうちに、
いろいろとプリン体を摂取していますので。

そんなの、いちにち気にしていたら、もう、
何も食べるものは残されちゃいない、という感じ。



だからね。
昭和の時代とは、ちょっと違ってきていて、
今の時代の痛風改善法、痛風の食事療法は、
「食べる種類を制限するより、食べる量を制限する」
というふうに指導されることが多くなってきているんです。

いわゆる、カロリー制限ですね。
つまり、食べ過ぎ注意、と。

プリン体の少ない食品でも、たっぷり食べたら、
それは、プリン体をたっぷり摂取したのと、同じことですから。

どの食品にプリン体が多いか、くらいは
知っているのも悪くないかもしれませんが、
厳しいプリン体制限(食事制限)は、なかなか長期間(何十年も)続きませんし、
味気ない食事人生になってしまいますしね。



あまり気にしなくても、いいんじゃないですか。

(ちょっとくらい、気にした方がいいかな??)

 

 

 

 

 

 


━・‥…━・‥…━・‥…━
痛風 ねこきち
http://e.gout.tokyo/

 

【おすすめ記事(広告を含む)】
 カテゴリ