━━━━━━━━━━━━━━━━━━
痛風に尿瓶は必要か
━━━━━━━━━━━━━━━━━━

痛風発作は「痛い」です。
これは、痛風の人なら誰でも知っていること。

ですが、「痛風発作で歩けなくなる」というのは、
はじめて痛風になった人とか、痛風初期症状の人には
どうもピンと こないかもしれません。

痛風になってからの年月が長い人なら、わかることですが、
「痛風で痛くて歩けない」ということ。


いや、痛いけど、我慢すれば、なんとか歩けるでしょ?


それはね。
痛風で痛い「箇所」によるのですよ。

その人が、どんなに根性があっても、
どんなに精神力が強くても、痛いものは痛いですし、
歩けないものは、歩けない。
 

通風発作


たとえば・・・
痛風発作の一番の好発部位といえば「足の親指の付け根の関節」。

はじめて痛風発作が出たよ〜、という人は、
圧倒的に「左足の足の親指の付け根の関節」が腫れあがる場合が
多いようです。

あと、足の甲・・とかね。

ところが、痛風なんで痛いことは痛いのですが、
「足の親指の付け根の関節」や「足の甲」ならば、
痛くても、なんとか歩けるのですよ。


痛いのに、歩ける?


痛風発作の激痛は、それこそ、強烈なもので、
ジッとしていても(動かなくても)痛いものです。

ですが、もっと痛いのは、
その腫れ上がっている箇所(激痛の根源)が何かに当たること。
あるいは、振動しただけでも痛みが強く感じる場合もあります。

つまり、ただでさえ痛い痛風が腫れ上がっている箇所が、
歩くと何かに当たったり、振動を受けたりして、
さらに強い痛みを感じて悲鳴を上げることになるので。

だから、歩くよりも、じっとして動かない方が、
まだ、痛みの程度は多少はマシ、ということになってしまいます。

だから、動かない。
なるべく、じっとしていよう、と思ったりね。


通風 発作


でもね。
生きている以上・・・っていうか、足などが痛くても
食べたり飲んだりしますので、やっぱり
いつかはトイレに行きたくなります。

ああ、足が痛いし、歩くのも うっとおしいし・・
トイレは我慢しよう。


これがね。
良くないのですよ、痛風には。

つまり、積極的に排尿(おしっこ)で
尿に溶けている尿酸をできるだけ体外に排せつしなきゃ、と。

体内の尿酸は、便からも少しは排泄されますが、
大半は「尿からの排泄」です。

痛風なら多い目に水を飲みましょうね、とか言うのは、
あれは要するに排尿促進のため。

じゃんじゃん飲んでジャンジャン出せよ、ということ。

(かといって水の飲みすぎは腎臓に負担がかかります。
腎臓が疲弊するほど飲まないほうがいいです。
吐きそうになるとか。気分が悪くなるまで飲むとか。
何ごともホドホドに・・)


で・・
水を飲むのはいいですが、痛風発作のときは
「歩けない」という困難に直面するわけで。


痛くて歩くのもツライので、水分を摂るのは
我慢しようか・・・

いえ、それでも、やっぱり、
水を飲んで、できるだけ多く排尿したほうがいいです。
尿酸を少しでも排泄したほうがいいです。


通風 トイレ


じゃあ・・こんなに足の痛いときに、どうやって歩くのか。


歩くと痛いのは、痛い箇所が「何か」に当たるから、なのですが、
それが自分の体重の重みで痛い場合もあります。



○「足の親指の付け根の関節」や「足の甲」や「足の裏」→
足先を地面につかないように浮かして、
踵(かかと)を軸にして、痛くないほうの足だけに体重をかけて歩く。

といっても、家の中、限定ですけどね。
なかなか、戸外では、そうもいかないでしょう。

痛風発作というのは、不思議なもので、
たいていの場合、両足いっぺんに痛風は出ないです。
(稀に出る場合もありますよ)

ですから、痛くない方の足にだけ主に体重をかけて、
痛い方の足は支えるだけ、という感じで歩きます。



○「くるぶし」「アキレス腱」→
この箇所に痛風が出る人は、痛風になってからの年月が長い人です。
特に「くるぶし」は大きめな関節なので、表面積も広く、
尿酸結晶の蓄積も多いです(年月がかかります)。

痛風発作には、痛い箇所に溜まっている尿酸結晶を
痛風のときの発熱で溶かそうとする働きもあるのですが、
「くるぶし」は溜まっている尿酸結晶の量が多いので、溶かすのにも
時間がかかります。
つまり、くるぶしが痛風になったら回復に時間がかかる、ということ。
痛風発作がなかなか治まらない、ということです。

で・・この「くるぶし」や「アキレス腱」に痛風発作が出ると
上記のような歩き方はアウトです。

というのも、どんな歩き方をしても、足の基軸となる箇所なので、
歩くと体重が痛い箇所にかかってしまうのですよ。

だから、「這い這い」ですね。
赤ちゃんのように四つん這いです。

これも家の中限定ですが、恥ずかしいとか情けないとか
余計なことは考えないで、トイレに邁進したほうが良いです。

できる人は「けんけん」でもいいですが、
ぴょんぴょん、と片足で跳ねるように歩くと、
振動で足が痛い場合もあります。
軽い痛風ならば「けんけん」でもいいですが、
「くるぶし」や「アキレス腱」に痛風が出るケースは、
軽い痛風の場合は少ないです。
ヘビーな痛風の場合が多いようです。



○「膝」→
膝に痛風が出ると「くるぶし」や「アキレス腱」以上にアウトです。
曲げても痛いし、伸ばしても痛い。
これは、どういうことかというと、
座っても立ち上がっても痛いということです。

当然、歩いても痛い。
階段も上れない。
最悪です。

しかも、膝は「くるぶし」以上に大きな関節なので、
これがまた、なかなか治まらない。
痛風発作が長びくわけで。

やってみた経験がある人は、わかると思いますが、
膝に痛風が出ると「這い這い」すら、できないのです。

ほら、「這い這い」って膝が地面に当たりますからね。

だったら、どうするのか、というと、
痛い足(膝)を浮かしながら、残った三本足(うち二本は腕ですが)
での「這い這い」です。

赤ちゃんじゃあるまいし、情けない限りですが、
この際、余計なことは考えないようにしましょう。

とにかく、トイレまで到達することを第一目標にしましょう。

「三本足 這い這い」(そんな言葉は ないですが)は、
普通の「這い這い」に比べて、さらに移動スピードが減退しますが、
腕の力が もの凄くいる、というか、腕に負担が かかりますが、
痛い膝が地面に触れて激痛で悲鳴をあげるより、マシです。

普通のときは、数秒で到達できる自宅のトイレでも
まるで難攻不落の要塞のように思えてきますが、それでも
トイレを目指しましょう。
なんとか、排尿して尿酸を少しでも排泄しましょう。


通風 歩けない


それでもね。

どーしても無理。
歩けない。
トイレに行けない。


そんなときは、トイレを我慢・・・じゃなくて、
『尿瓶』です。


恥ずかしい、とか、情けない、とか、
そんな年じゃないぞ、とか・・・この際、
余計な感情は全てカット。

とにかく、排尿して少しでも尿酸を体外に
排出することを主眼を置いてください。



まあ、普段から、
痛風で歩けなくなったときのために
尿瓶を備蓄しておく・・・というのも、
なんか、嫌な感じですけどね。




▽↓尿を素早く固めます!コアプルE [楽天]




▽↓ピップ コ・ボレーヌ 男性用尿器 [Amazon]




━・‥…━・‥…━・‥…━
   『痛風 ねこきち
  http://e.gout.tokyo/


 

【おすすめ記事(広告を含む)】
 カテゴリ