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痛風 食事 体質
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痛風に対する認識(?)のようなものは、年々変わってきていて、
一年一年ではそれほどでもなくても、十年スパンで考えると、
あきらかに見識が違ってきています。

たとえば、一昔前までは
「痛風は“ぜいたく病”」と考えられていて、
いわゆる、プリン体の多い食事を食べ過ぎた人が罹病するもの
と言われ続けていました。

そりゃあ、今でも
「プリン体の多い食品」を摂り過ぎると
尿酸値は上がるかもしれませんが、
「痛風は贅沢病」という考え方は古いです。


じゃあ、今は、なんなんだ・・というと、
「痛風は “体質の病気”」です。

まあ、ホントは「痛風は “代謝の病気”」なんですけどね。
体質の要因(生まれつきの体質、要するに「遺伝」)
大きい、と考えられているようです。

どういうことか、というと、
確かにプリン体の多い食品を摂り過ぎると、
尿酸値に影響がある、というか、ぶっちゃけ、
尿酸値が上がるのですが、それだけ(プリン体の多い食品)
じゃない、ということ。

っていうか、もっと大きな要因が他にある、ということです。



もっと大きな要因?
通風 食事


現在では、「痛風は贅沢病」というより、
痛風の要因は↓

『体質8割  食事2割』

・・・と考えられてます。



「食事2割」の方は、なんとなく、わかりますよね。

いわゆる、口から入ってきた食べ物。
それが体内で分解されて代謝されて、最終老廃物として
「尿酸」になるわけで。

食べ過ぎれば食べ過ぎるほど、代謝の量も増えて、
最終的に尿酸が増える。
すなわち、尿酸値があがる。

プリン体は、尿酸の原材料ともいえるので、
プリン体の多い食事をたっぷり食べる人は、
尿酸値も上がりやすいでしょう、ということで。


じゃあ、「体質8割」の方は?


口から食事として入ってくる以外に、
プリン体は「体内でも作られる」ということが
現在では、わかってきています。

体内で作られるプリン体、と言われても
ピンと来ないかもしれませんが、主なものとして
「エネルギー代謝」や「新陳代謝」があります。

「新陳代謝」の方は、なんとなく・・・あれですよ。

人間の体は無数の細胞で構成されているので、
その細胞が日々、新陳代謝をして、古いものは壊れ、
かわりに新しい細胞が生まれてくるわけです。

その古い細胞が壊れるときに「核」というものを
吐き出すのですが、その核がプリン体の減量となります。


それから、「エネルギー代謝」。
これは体内の栄養分を、実際に人間が活動するための
「エネルギーに変換」するものです。

たとえば、牛の肉や豚の肉が、生のまま
冷蔵庫に放り込まれているとして、
それを人間が食べやすいように、焼いたり
調味料をかけたり、ソースをかけたりして、
人間がおいしく食べられるように調理するようなものです。


え?
肉は、ナマでもウマイ?
レバ刺し、食いたいって?


つ、つま。つまり、体内にある栄養分を
即戦力というか、使用できる形のエネルギーに変えるときに、
プリン体ができてしまう、ということ。


通風 プリン体


あれ、ちょっと待って?

「エネルギー代謝」や「新陳代謝」って、
人間が生きていく上で避けられない、どうしても
必要なものなんでしょ?

しかも、その体内で作られる
(「エネルギー代謝」や「新陳代謝」による) プリン体が
体内の全体の「8割」なんだったら・・・


8割って、ほとんどじゃん。
80パーセントでしょ?


食事?
たった、2割?




だったら!

あんなツライ思いしてまで、
厳しい食事制限する必要ないでしょ!?
プリン体の多い食品を制限・・なんて
しなくてもいいでしょ!?

肉、食うぞ!
今日から魚も食うぞ!
レバーも食うぞ!
魚卵も食うぞ!



・・・・・・・・・・というようなワケで、
『痛風には 食事(プリン体) は 関係ない』という人もいるようです。

関係ないことはないですが、
それほど、重視しなくてもいいですよ、と。

確かに病院へ行くと、プリン体の摂取制限など、
厳しい食事制限を指導されることは少なくなったように思います。

代わりに「薬、飲めよ」と言われるのですが。
この場合の薬、というのは、モチロン、
「尿酸値を下げる薬」のこと。
フェブリクとか、ザイロリックとか。


まあ・・・医師が患者に
「厳しい食事制限」を強いても、
たいていの人は長続きしませんからね。
それを見通してのコトなのかもしれません。



でもね。

本当に『痛風と食事は関係ない』のでしょうか。



通風 痩せる


古来、日本には「痛風」という病気はなく、
国全体が貧しかった明治時代以前でも、やっぱり
「日本には痛風はない」と記録されているそうです。

ところが、戦後、食糧事情が少しずつ良くなり、
さらに、昔ながらの和食から肉主体の欧米食に移行するようになり、
だんだんと日本でも痛風に罹病する人が増えてきました。

日本だけでなく、現在では世界的に痛風の人が増えているのですが、
なんと、戦争が起こると、痛風の人が激減するのだそうです。

戦火に見舞われると食糧事情が悪化しますからね。



・・・・・・・・・・・・・・・・。



『体質8割 食事2割』ということから、
痛風に食事は関係ない、あるいは
痛風でも食事は重視しなくても良い、という考える人もいるようですが、
貧しかった時代の日本には「痛風は なかった」ですからね。


私は「痛風と食事は、やっぱり関連がある」と思います。
どーなんでしょうね。

「肥満になると尿酸値が上がる」とも言われているようですし、
やっぱり、食べ過ぎないよう、食事は
お腹いっぱいになるまで、食べない方が良いようです。



・・って、世の中、おいしいものが
ありすぎるんだよっ!





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   『痛風 ねこきち
  http://e.gout.tokyo/


 
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