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痛風 顔色 
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東洋医学に「春は“肝(かん)”」という言葉があるのですが、
これは日本には四季があって、季節の移り変わり、
気候の変化などによって人間の体も影響は受ける、という意味があります。

春夏秋冬、それぞれ、人間の内臓で影響を受けやすい場所は違うのですが、
春は「寒い冬」から「暖かい春」に変化するときですので、
人間の内臓では「肝臓」が変調しやすい季節と考えられてるようです。


かんぞう?
痛風に関係ねーだろ?


痛風といえば、足が痛くなる病気と考えられがちですが、
本当は「代謝の病気」
内臓は、やはり密接に関係しています。


で・・
さっきの「春は肝(かん)」ですが、
春になって気候の変化で肝臓に変調しやすくなってくると、
脾系に影響が出てきます。

脾系?
脾臓のことね。

ヒゾウ、といっても、まるでピンときませんが、
要するに「消化器系」です。
胃などにも影響があります。

だから、春になって、肝臓の調子が落ちてしまうと、
なんだか胃の調子も一緒に悪くなってくる、などと
いうことが起こって来るわけです。


ん〜?
胃の調子が悪いのは花見で飲み過ぎたからで、
春とか肝臓とか関係ないって?


んなことより、痛風のことを書けよ。

通風 腎臓

 


でね。
肝臓の変調というのは「皮膚」に出やすいのですよ。

ほら、尿酸値を下げる薬で有名な「フェブリク」
(あるいは、ザイロリック)などは、
尿酸値が大きく下がる代わりに副作用として
「肝機能が(多少は)低下する」と言われています。


で、「肝機能が低下する」ことによる副作用というか、
症状にはどんなものがあるか、というと、
「皮膚が痒い(かゆい)、イライラする、眠い、目の調子が悪い、だるい」など。

肝機能の変調は、身体の表面にも出やすかったりします。
これを世間では「副作用」というんですけどね。


でも、こーゆー、わかりやすい自覚症状は
「あ、薬を飲んでいるから、こーなるんだな」と
自分でも納得できます、っていうか、自分でも気がつきます。


ところがね。
わかんないんですよ。

なんて言うんでしょ。
長年の間に、じわじわ肝機能が落ちてきた・・・とかね。
そういうケースのときは、自分では気がつかない。

毎日、鏡で見ている自分の顔とか、家族の顔とか
毎日まいにち見過ぎて、長い年月での変化なんか、わかんない。
でも、何年ぶりかに会った昔の友達に会うと、
その変貌ぶりにびっくりしたりしてね。




       オマエ、変わったなあ!

                      お前も、な。


・・・・みたいな。






肝臓とか腎臓とかいう臓器は、
「沈黙の臓器」なんて言葉があって。

(臓器は、みんなチンモクだろ〜、しゃべる臓器があるのか、とか、
そういうのは無しね)


つまり、自覚症状が出にくい臓器ってこと。

食べ過ぎたり飲み過ぎたりしたら、胃が痛くなる、とか。
お通じが悪くなる、とか。
なんとかく太ってきた、とか。

そういう自分でもわかる、というか、まあ、自覚症状ですよね。
そーゆーのが普通、あるわけ。

ところが、わかりにくいのが、肝臓や腎臓ってこと。
だから「チンモクの臓器」なんてコトバがあったりするのです。



通風 季節



で・・
ちっとも痛風の話になりませんが。


「顔色」って言葉があるでしょ。
“出し抜け”でアレですが。

よく、人の顔色を窺う、とかいう、あのカオイロ。

その場合の顔色は、他人の機嫌を窺う、とか、
怒っていないか、様子を見る的な意味合いがあるわけですが、
この場合の「顔色」ってのは、ホントの顔の色のこと。

つまり、顔の赤みがかかっている、とか。
顔の色つやが良い、とか。
そーゆー顔の表面的な、外見的なもの。
表情、とかじゃなくて。


顔を見るとね。
カオ、といっても漠然として過ぎていますが、
鼻のまわり、ほっぺた、そのあたり。

肌色だったら、良いんですよ。

ところが、実際はそうじゃなかったりね。


痛風は代謝の病気なので、腎臓で濾過(ろ過)された尿酸が
全部、排泄されてりゃいいですが、そうじゃない場合、皮膚の
表面に排せつしきれなかったモノが「色」として出る場合が
あるのです。
つまり、綺麗な肌色じゃない、というか。

本来、排泄されて、体外に全部出してしまいたいものが、
ぜんぶ出しきれずに体内に「残ってしまっている」みたいな。


ところが、内臓の状態が良くなってきたり、
あるいは尿酸値が下がってきて代謝がうまくいくようになってくると、
顔色が良い、というか、鼻から頬のあたりが
血色の良い肌色に戻ってきたりします。

この「戻ってきた」というのは、もともと
自分の顔色ってのは、良いわけですからね。
はじめから、内臓の不調な人は少ないでしょう。


具体的には、鼻の辺りがいつも赤い人は「大酒飲み」だ、とか
言うでしょ?

あれは、迷信でも あてずっぽうではなくて、本当に
肝臓に負担がかかっている場合が多いようです。

つまり、飲み過ぎってこと。


あとね。
腎臓の悪い人は、顔色が「土色」になっていたりするのですよ。

この場合の「ツチイロ」というのは、日焼けして黒いんじゃないんです。
地黒、というのとも違う。


なんていうんだろ。
すごく不健康な肌の色?

良くない例えかもしれませんが、粘土みたいな顔色です。


もうかなり前の話ですが、
10数年前、久しぶりに昔の友達に会ったら、
そいつ、顔が・・・顔色がまさに土色でした。

昔は、そんなじゃなかったのに。
普通の顔色だったのに。



「オマエ、もしかして、腎臓が悪いんじゃないの?」


彼は、もともと病弱気味だったので、
喉まで出かかった言葉は、とうとう言えなかったのですが、
数年後の、ある夜、若くして病死した、という電話が
御家族の方から、かかってきました。


やっぱりなあ。


そう思った言葉も、やっぱり言えなかったのですけどね。

でも、よく考えたら、どうせ
自分もいつかは死ぬので、早いか遅いかの違いなのかもしれません。

でも、ねえ。
やっぱり長生きしたいですよ。



なんだか、人生観みたいな話になってきましたが、
そうじゃなくて、内臓などの調子は、顔の、
鼻から頬とか、つまり顔色ですね。
そういうところに、如実に表れる、という話。

痛風の人も腎臓が弱点、というか、
腎臓を弱らせやすい病気なので、要注意ですよね。



え?

今は男性化粧品とか、いろいろ良いものがあるから、
顔色なんか、なんとでもなるって?


いえ、だから、そーゆー問題じゃなくて・・・・




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   『痛風 ねこきち
  http://e.gout.tokyo/



 

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