━━━━━━━━━━━━━━━━━━
痛風 退職
━━━━━━━━━━━━━━━━━━

痛風ってのは、やっかいな病気で痛風発作、というものが
ついて回る、ということ。

この痛風発作というのが痛い。
激烈に痛い。

しかも、痛風発作の発症箇所というのは、足が圧倒的に多く、
足が痛いってことは「歩けない」ってことですからね。

仕事にも日常生活にも影響大、です。
 

通風 解雇


足が痛くて歩けないのに職場まで辿りつく・・・というのは、
根性と精神力だけでは、どうにもならなかったりします。

さらに、もっとやっかいなことは、
痛風になって最初の頃は、数年に一回とか、
それも夏限定でしか発症しなかった痛風発作が、
長い年月、何十年も経過するうちに、だんだん
痛風発作が起こる間隔が短くなってくる、と言いますし。

5年に1回しか起こらなかった痛風発作が、やがて
3年に1回になり、2年に1回になり、気がついたら
毎年、痛風が出るようになったり。

さらに、年1回、夏場だけ出ていた痛風発作が
いつの間にか、秋でも冬でも出るようになったり。

しかも、一回の痛風発作が長引くんです。
なかなか回復しない。

っていうことは、歩けない期間も長い。

これはマズイ。
仕事にも影響ありまくり。


解雇とまではいかなくても、
職場に居づらくなって退職したり、理由は
どうあれ、痛風のせいで転職しなきゃならなくなったりね。



痛風で解雇されたら、どーする?



で、転職。

しかしながら、次の職場でも、いつかは
やっぱり痛風発作は出るでしょうから、
これを機会に「尿酸値を下げる薬を飲もう」と思うかもしれません。

もう、痛風はコリゴリだ、と。
こんなことをしていたら、また次の職場でも転職しなきゃならない、
と考えるかもしれません。


で、そんなとき。
実は「尿酸値を下げる薬」を飲み始めるのは要注意なんです。



通風 失業


心機一転、新しい職場で働き始めるとき、
いわゆる、尿酸降下薬(フェブリク、ザイロリックなど)を
飲み始めると、かえって痛風発作が誘発されるのですよ。


痛風発作が嫌だから、尿酸値を下げる薬を飲むのに!?
痛風が出ないように薬を飲むのに、なんで痛風が出るの!?
尿酸値、下がってるんじゃなかったの!?


いえ、尿酸値を下げる薬というのは、毎日、
飲み続けなきゃならないのですが、飲み始めの半年くらいは
「痛風発作が発症しやすい」のですよ。
個人差はありますが、かなりの確率で痛風が出るようです。

これは、薬の性能が糞なわけじゃなく、
長年、体内に結晶化した尿酸(尿酸結晶)が蓄積している上に
急激に、ばぁぁ〜〜ん、と尿酸値が下がってしまうため、
体内の尿酸バランスが崩れてしまい、血液中に尿酸結晶が
析出する量が増えて、それが原因で痛風発作が誘発されるんです。

で・・
なるべく、そんなことにはならないように、
例えば、フェブリクならば
「フェブリク錠 10mg」→「フェブリク錠 20mg」→「フェブリク錠 40mg」
と段階的に増量されて、あまり急激に尿酸値が下がり過ぎないように、
徐々に尿酸値が下がっていくように腐心されるのですが、それでもね。

やっぱり、出てしまうのですよ、痛風発作が。


さらに、職場環境が変わるってことは、ストレスなんです。
自分でも気がつかないうちに、結構、心理的な負担になっていますからね。
まあ、すぐ慣れますが、当初はやっぱり疲れます。

この「ストレス」が尿酸値を上げるのですよ。

強いストレスを受けると人間の体は、
交感神経優位といって血管が収縮気味になって、腎臓への
血液供給が減少します。

腎臓では血液から尿をつくるので、そして
その尿に溶けた尿酸が体外に排せつされるので、
作られる尿が・・尿酸の溶け込んだ尿が減る、ということは、
体外に排泄される尿酸も減少するので、血中尿酸濃度も上がって
尿酸値があがるわけで。

つまり、春先とか移転・転職などの環境が変わる時期は
強いストレスがかかりやすく、痛風発作が出やすい季節でもあるんです。


通風 転勤


じゃあ、どうすれば?


もう、痛風発作は嫌だから、
転職を機に尿酸値を下げる薬を飲もう、と思っているのに
飲まないほうが良いってことなの?

やり方に「正解」とかはありませんが、
もし、会社を辞める予定・計画があるなら、
『退職する半年前から尿酸値を下げる薬を飲む』とかね。

これ、どーゆーことか、というと、
現在、働いている職場にいるうちから薬を飲むのです。
言葉通りですけどね。

心機一転とかじゃなくて、今から飲む。

今から飲めば痛風が出ないか、というと、やっぱり
かなりの高確率で痛風が出る。

(ただし、飲み始めの最初の半年〜くらいで、
低い水準に尿酸値が安定するので、その後は痛風発作は
ほぼ、出なくなります)


つまり、新しい職場であろうが、今までの職場であろうが、
尿酸値を下げる薬を新たに飲み始めると、
痛風発作が出てしまう場合が多い、ということ。

じゃあ、どうせ痛風が出るなら、
「人間関係が出来上がっている現在の職場」で
足が痛くなるほうがまだマシかな、と。

業務に支障・困難が出るのは、
新職場であろうが、旧職場であろうが同じこと。

でも、面接して転職して心機一転で頑張るぞ、
と思っている時に痛風が出てしまうのは、しんどい、
という話。

まだ「人間関係が出来上がっていない新しい職場」で
働き始めるや否や、
「この人は痛風で足が痛いとか言って会社休んで・・・」
となると、なんとなくね。

誤解されそうですし、レッテル貼られても嫌ですし。

それに、周囲がそんなふうに思っていなくても、
自分が「そう思われているんじゃないか」と思うことで
ストレスになったりしてね。

また、そのストレスが尿酸値を底上げして
結局、痛風発作が再発したりして。

つまり、環境が変わると、
痛風発作を誘発しやすい状況になる、ということです。


通風 転職


痛風発作が原因で退職したならば、あるいは
即、尿酸値を下げる薬を飲み始めて、半年間は
来たるべき痛風発作に備えて、就職せずに
自宅でのんびりする、とかね。

え?
不可能?

失業保険とか出ても、やっぱりね。

月曜から金曜まで働いて、土日が休みになると楽しいですが、
月曜から日曜日まで、ずっと休みだったら、
あまり楽しくありませんしね。
(定年とか、そういうのとは、また別の話)

痛風発作が嫌だから、尿酸値を下げる薬を飲み始めたのに、
かえって痛風発作が誘発してしまう。
ふざけんなよ!
・・・という感じですが、痛風が出るのは
最初の半年だけですし(個人差あります)
次の人生・・といえば、大げさですが、次の職場で、痛風で
つまづかないようにするためのステップだと思えば、
我慢できなくもないかもしれません。


転職、とまではいかなくても、転勤や出張の多い人は
要注意かもしれませんね、特に春先は。




━・‥…━・‥…━・‥…━
   『痛風 ねこきち
  http://e.gout.tokyo/


 

【おすすめ記事(広告を含む)】
 カテゴリ