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痛風 プリン体
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たとえば、ボクシングとか、格闘技というか、
そういうものをやろう、と思う人は、だいたい、
元々、腕っ節の強い人が多いような気がします。

そういう人は、腕力があるものだから、
ひたすら、ボクシングとかでも攻撃に磨きに磨きをかける。

ボクシングには攻撃と防御の両面があるのですが、
防御って、なんとなく受身だし、つまんない。
防御でノックアウトはできないし。

攻撃ばかり練習していても、弱い相手をKOできるから、
おもしろいから、もっと練習する。

連戦連勝、KOの山。


ところが、本当に攻守のバランスのとれた、
打ってよし守ってよし、みたいな高い技術をもつ選手と
対戦したら、あんなに強かった強打の選手が
あっさりと負けてしまったり。

攻撃だけじゃ、ダメなんだ、と。


痛風における「生活習慣の改善」とか、よく言いますけど、
痛風改善は「食生活の改善」だけが全てじゃないですけど、
口から食物が入ってくる、食事の要因は、
軽視できないかもしれませんね。



んで、本題は?

長いぞ、話が。
通風 食事


痛風における「生活習慣の改善」、もとい
「食生活の改善」といえば、
「プリン体の多い食事を摂り過ぎないようにしましょう」ってのが、
広く浸透しているように思うのです。

っていうか、「痛風の食生活」といえば、極論で言えば、
「プリン体の多い食品、食うな」という感じ。


で、我慢する。
食べたくても我慢する。


焼肉、食わない。
牛丼、食わない。
レバーも食わない。
ラーメンも、やめよう。
天丼も、やめよう。
鰻丼も、やめよう・・・って、もともと食べてないし。
高いし。


でね。
「プリン体を制限すること」が攻めなのか、守りなのか、
よくわかりませんが、もう一つ、方法がある、ということです。


通風 食事療法


口から入ってくるプリン体を制限する、少なくする、
という方法以外に
「ワカメ」とか「ひじき」とかを
 多く食べる、という手もある』

ということ。


「海藻類」ってことね。

この海藻ってのは、食べておいしいのか、どうか
人によっては評価が分かれるのかもしれませんが、
自分の尿をアルカリ性に傾けてくれる働きがあります。

痛風の人の尿は、酸性の人が多いらしいですからね。


この「尿の酸性」「尿のアルカリ性」というのは、
ひとえに「尿酸」というものが
「水に溶けにくい性質」があることに起因していて。

これが、また、やっかいな性質でねえ。


尿酸値の高い人(尿酸値 7.0mg/dl以上)は、
できるだけ体外に尿酸を排泄したいのに
(もちろん、少しでも尿酸値を下げるため)
この、尿酸の体外への排出手段の大半は、
「尿に溶け込んだ尿酸を、尿として排せつする」こと、なのです。

まあ、便と一緒に尿酸を排せつ、という手段もあるのですが、
比率的には、圧倒的に「尿」。


これ、意味、わかります?


尿酸を排出するには、尿に溶かして「出す」しかないのに、
肝心の尿酸が「水に溶けにくい」という事実。

「水に溶けにくい」くらいなんですから、
『尿に溶けるわけない』でしょ。


いえ、全然、溶けないわけでもないんです。

「溶けにくい」だけ。

「溶けない」と「溶けにくい」は微妙に違いますからね。


その、水に溶けにくい尿酸を、せっせと尿に溶かそうとしているのですが、
そりゃあ、なかなか溶けませんよ。

砂糖のように、水にシュパーと溶けてくれたら、嬉しいのですが。



で、さっきの尿のアルカリ性、酸性の話。

尿酸は「アルカリ性の尿に溶けやすく」「酸性の尿に溶けにくい」
というイジワルな性質があります。

なんで、意地悪かというと、痛風の人は、たいてい、
酸性尿ですからね。

そりゃあ、溶けませんよ。


なんで、酸性尿か、というと、体質もありますが、
やっぱり、食生活の影響は大きいようです。

ほら、たいていの人は、
肉や魚って・・おいしいでしょ?

トンカツ、とか、カレーとか、牛丼とか、好きでしょ?

それらは酸性食品ですからね。
酸性食品ばっかり食べて、自分の尿がアルカリ性になったら、
逆にビックリしますよ。



「いーや、焼肉より、サラダが何よりも好きなんだ!」


そりゃあ、まあ、探せば、そんな人もいるでしょうよ。

でも、そういう人は、痛風じゃないような気がします。
(知らんけど、たぶん)


通風 食事おすすめ


で・・
尿をアルカリ性に傾けて、少しでも多くの尿酸を体外に
排泄しましょうよ、という作戦なのですが、
それには「海藻や野菜をたっぷり食えよ」という
プロジェクトを組まねばなりません。
(草食動物かよ!?)


でもね。
ひじき、わかめが大好きな人は、精神的な苦痛がなくて良いですが、
カレーやトンカツ、からあげの方がおいしいですしねえ。


あと、外食の場合は仕方がない面があります。
だって、野菜定食なんか発売しても売れないから。
海藻定食とか出しても、ねえ。

ハンバーグ弁当に売上で勝てないでしょう。

だから、外食は仕方がないとして、
夕食を自宅で食べられる人は、できるだけ
海藻や野菜を多めに食べてください。

昼食は、仕事で忙しかったり、外食の人も多いと思うので、
自分の好きなものを食べる。

でも、夜は
「尿のアルカリ化」を(ちょっぴりだけ)意識した内容の食事を。


どーしても、ヒジキ、ワカメなんて無理。
という人は「ヒジキご飯」にするとかね。
ワカメ汁(なに、それ)にするとか。


「プリン体の多い食事を制限する」というのが、
いわゆる「守り」だとすると、
「尿のアルカリ化を促進する」というのは、
いわば「攻め」ですかね。


「守り」と「攻め」を根気よく鍛えていけば、
いつの日か痛風をKOできるかもね!


って、ワカメ汁って、何よ?


通風 食事おススメ


で、まとめ。

結局ね。
痛風の食事療法ってのは、長丁場なのですよ。
何年、何十年・・とかね。

プリン体の多い食品は一切、食べない、とか決意してみても、
それって、おいしいものばかりだし、好きなものばかりだし、
長く続かない。

世の中には、鉄の意志みたいな持ち主もいて、
達成できる人もいるでしょうけど、数は少ないんじゃないか、と。


だからね。
1日のうちで、朝と夜(夕)は、健康に気を使った食事を食べるけど、
昼だけは、自分の好きなものを食べる・・とかね。

あるいは、一週間スパンで考えて、
月〜金は、ひたすら節制して健康食を食べるけど、
土日だけは手綱を緩めて、自分の好きなものを食べる・・・とかね。

そりゃあ、一年365日、節制し続けたほうが
痛風にとっては健康にとっては良いとは思いますが、
なかなか続きませんから。


自分に合った食事療法というか、自分なりの食事方法を
見つけ出して、手ごわい痛風に立ち向かってくださいね。




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   『痛風 ねこきち
  http://e.gout.tokyo/

 
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