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ノンアルコールビール 痛風発作
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「ノンアルコールのビールは痛風発作中でも飲んでも大丈夫?」
ノンアルコールビールの種類によっては、大丈夫だと思います。

こんなに痛いのに腫れあがってるのに歩けないのに、
飲まなきゃ、やってられるか!?

しかしながら、痛風中にビールを飲めば、
余計、尿酸値を跳ね上げることになって
痛風発作の激痛が、よりいっそう酷くなる・・・
というのが定説でした。
 

通風 ビール


なんでビールを飲めば尿酸値が上がるのか。

簡単に、はしょって言うと、
ビールにはプリン体の含有量が多く(プリン体ゼロビールもあるけど)、
そればかりか、ビールに限らず、全てのアルコール飲料は
体内に摂取されて分解されて代謝されるときに、
尿酸を生成するから・・・なんです。

飲めば飲むほど、尿酸を大量生産することになってしまい、
血中尿酸濃度が激増。

この、血液中に増えまくった尿酸を、どーするの?
早く体外に出さなきゃ。

で・・
頼りになるのは、尿。

尿酸は尿に溶けて、尿を排泄することで
必然的に尿酸も一緒に排出してくれますから。

さあ、じゃんじゃん尿を出すぞ!
尿酸値を下げるぞ!


さて、
どうやって、尿を排泄するんだ、
どの臓器が尿を作るんだ・・・というと「腎臓」なんです。

腎臓は血液を濾過するだけじゃなくて、
血液を原材料にして、尿を作る臓器なんですよ。

ところが、
肝心の腎臓が、ビールを飲むことで乳酸という物質が溜まってしまい、
尿酸の体外への排せつを阻害してしまうわけで。

じゃあ・・・
ビールって、尿酸は増えるわ、尿酸の排泄は減るわ・・・
まさに絶体絶命!
これって「どつぼに嵌まる(はまる)」ってヤツじゃないの!?

だから、
痛風ならビールは飲むな、と昔から言われていました。

 


しかし!
しかしですよ、しかし。

ビールが痛風の人が飲んじゃいけない、なるべくなら、
「飲まない方が良い」という理由が
“ビールがアルコール飲料だから”というのなら、
ノンアルコールビールなら、何の問題もないのではないか、と。


通風 ビールを飲みながら


痛風発作というのは、まさに激烈な痛みで、
人生最大級の痛みと言う人もいますが
ホントに死にたくなるくらい強烈な痛みです。
(本当は もっと強い激痛、怪我・病気が世の中には あるのですが)


このときね。
固い決心をするのですよ。
だって、足、痛いですから。

この痛風が治まったら、もっと食事に気をつけるぞ。
ビールも止めるぞ。
あれもこれも、やめるぞ、と。
もう二度と痛風なんか起こさないぞ、と。

ところがね。
こんな決心、すぐに「賞味期限が切れてしまう」のですよ。
だって、足が痛いときに考えた「決心」ですからね。
足が痛くなくなったら、

ん?
ビール、やめるって?
誰が、そんなこと言ったの?

固い固い鉄の決心だと思われた「痛風のときの決心」は、
実は 鉄ではなく、泥舟の決心だったわけで。
(by かちかち山)

夏ですしね。
そりゃあ、ビールをやめたら痛風が治るんだったら、
いつでも禁酒しますけど、どーせ、飲んでも飲まなくても
また、忘れた頃に痛風、出ますし。

まあ、この前、痛風 出たし、とーぶん、出ないでしょ?
そうでしょ?

鉄の決心だったはずが、いつの間にか
「自分に都合の良い決心」に変わっていくわけです。





ノンアルコールビールの話なのでした。
そうでした、忘れてました。

ノンアルコールビールなんて言っていますが、
実は、アルコールが入っている場合が多いんですよ。

なんじゃあ、そりゃあ!
アルコールが入っているのに、ノンアルコール飲料だなんて!

これね。
政府が認めているんですよ。
バカげた話ですが。

「アルコールの含有量が1パーセント以上」の飲料を
アルコール飲料というのですが、じゃあ、
「アルコールの含有量が1パーセント未満」の飲料なら、
ノンアルコール飲料と表記しても良い、ということに
なっているようです。

つまり、アルコールが0.99パーセント含まれていても、
ノンアルコールビールと銘打っても良い、ということ。

滅茶苦茶ですな。
なんじゃ、こりゃあ。


たとえば、遊園地へ行って、
「入場料無料」と書いてあったので、
「そうか、タダなら入ってみよう」と遊園地の中に入ったら、
入り口に立ってる、はちきれそうなピチピチの制服を着た 
おネエちゃんに「999円」請求されたようなもんです。

「なんで!? 入場料“無料”なんだろ!?」
と食い下がると、
ピチピチの制服を着たおネエちゃんが真顔で言うには、

 




「いえ、1,000円未満は、
“無料”と表記して良いことに
なっています」





そんな、バカな!!

世の中、間違ってる!!




痛風 ビールを飲みながら


というわけでね。
ノンアルコールビールだから、と油断して
痛風のときにバンバン飲んでいると、アルコール飲料を痛飲しているのと
同じことになってしまい、尿酸値があがる、痛風発作が酷くなる・・・
かもしれない、と。

ただし、大量に飲んだら・・の話ね。

普通のビールを飲むよりは、
たとえ、消費者に なるべく わかりにくいように
こっそりとアルコール成分を仕込まれていても、それでも
ごく微量でしょう。

痛風が痛くてツラクて我慢できない、ビール飲みたい、
飲まなきゃ眠れない・・・という人は、
ノンアルコールビールを選択しましょう。

ビールテイスト飲料とか、ビールテイスト清涼飲料、
という感じで表記されているヤツね。
ジュースなどと同じく、清涼飲料水という扱いらしいです。

でも、ビールが清涼飲料水とか言われましても、ねえ。
なんだかフクザツな思いです。

ビールはビールだろ。
ジュースはジュースだろ。


尿酸値 ビールを飲みながら


あとね。
ノンアルコールビールなんか、まずくて飲めるか!
ノンアルコールビールなんか、ビールではない!
・・という人。

っていうか、大多数のビール好きの人が
そう思っているような気がするのですが、気のせいですか?


そんな人はね。
とにかく、痛風発作の最中は我慢です。
飲まない。
一切、飲まない。
飲めば痛風が酷くなるから。


ビールを飲むのは、ある程度、痛風発作が終息に向かってから。
痛風が治まってから。

この痛風が治まったらビール飲めるんだ、もうちょっとなんだ、
と自分に言い聞かせて、我慢しましょう。


ノンアルコールビールも悪くないかもしれませんけど、
痛風中に飲むよりも、痛風が治ってから飲むビールの方が

きっと
ウマイと思いますよ!




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   『痛風 ねこきち
  http://e.gout.tokyo/

 

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